HAKA’s blog

ジャニオタ暦半年ただそれだけです

Hey!Say!JUMPはかわいい

Hey!Say!JUMPはとってもアイドルだと思う。

 

大変失礼な話します。私、JUMPってジャニーズのデビュー組の中じゃ最もパッとしないグループだと思ってたんですね。なかなか目立った活躍が無かったし。少なくとも、ジャニーズに興味を持たない頃の私にとっては、他と比べて著しく印象が薄かったのです。

 

とにかく若い、全体的に幼くかわいらしいイメージ。デビュー当時のそのイメージが強い分、たまにテレビで見かけるたび、八乙女くんや藪くんが縦に伸びていくのを「残念」と感じていました。かわいらしく天使のような男の子が、成長と共に声が低くなり骨格がゴツくなり肌が思春期のそれになっていく過程…彼らの母親でもなんでもない身からすれば、「残念」以外のなんでもなかったんですよ。

それでいて、彼らには「面白味」というものを感じなかった。個々のキャラも知らなかったので当然ですが、グループとしてパッと見まとまり過ぎていて、やけに横並び感あるなぁ…というか。同年代が9人も揃ったら、そう見えちゃうんですかね。まぁ、私が昭和の人間なもので、平成、と言われると妙に興味ダウンしてしまうというだけの話かもしれません。

が、そんな私でも、最近JUMPの魅力に気づき始めたんです。単にジャニオタになったから、ジャニーズの看板があるところにはアンテナを張ってる時期だから、というのもあります。が、私は生粋のミーハーで、自称「最近、き始めてる」感のあるものに敏感なんです。だから、JUMP、今きてるんだと思う!というか、次にくるのはJUMPなのでは、と!それも、なんとも地味に。

 

そう。最近、ドラマ・映画や24時間テレビのパーソナリティがどうのとかで、なんとなく私の視界にJUMPが入ってくるようになりまして。

よくよく見て、びっくりしました。

「まだ、イメージどおりだ」と。

 

デビュー8年目とはいえ、彼らはまだ若い。しかしもう20代前半~半ばの大人です。

天下のジャニーズ様なので、見た目の変化がある程度で収まっているのはまぁわかります。しかし、放つオーラが、なんともまぁキラキラしてるんですね。

「フレッシュ感の真空パックや!」

 

キャラ売りしすぎず、バラエティに揉まれすぎず、自虐に走りすぎていないからでしょうか?だからこそキラキラオーラを保っているのでしょうか。「残念」だったはずの成長が、すっかり大人になった今、「それにしてはきれい」と感じられる始末。

私が感じたパッとしない時期、それこそがフレッシュ感の真空保存期間だったんですね?フレッシュ感って、熟成・温存できるものなのですね…?

 

9人もいると、みんながみんなグループ内でキャラ立ちするのは難しいと思います。もちろんキャラは個性ですから、皆それぞれにあるはず。でも、それが悪目立ちというか、変に突出して誰かの何所かだけが目立つ、って感じがないですよね。ビジュアルもみんなちゃんとアイドルに寄せてる感じがあるし。それが「面白味がない」って思っていたんですが、だからこそ映えるものとか、「掘らねば出ない、掘ってやる」というジャニオタ欲を刺激されることがわかりました。

そう、オタク向けだな、と思うんです。アイドルとして、大正解じゃないですか。

 

個人としては、やはり伊野尾さんですね。伊野尾くん、というより伊野尾さん。最初彼を見たときは(わりと最近)、苦手だったんです。私個人的にあぁいう女の子みたいな色気のある男の子きもちわるいと感じてしまうんですよ。でも、彼がバラエティに出ているのを見て、イメージが変わりました。もっと不思議ちゃん売りの子だと認識していたんですが、ちゃんと空気を読みながらぶっこんでくるタイプなんですね、見ていてとても気持ちいいです!きもちわるいが一転です。ビジュアル的にも好きな子にはたまらんだろうし、発見される機会が増えれば、惹きつけられるオタクがどんどん増えそうだなぁ。いや、もう充分増えてきているんでしょうね。

 

有岡くんは、なんといってもジャニーズアイドルの特権、小さくてかわいい。仕切ってるけど生意気に見えない、小さくてかわいい。

中島くんは、お茶の間ウケも抜群ですよね。非オタの友人達も認める、正統派かっこいい。性格はわかりませんが明るそうでいいです。

八乙女くんは、唯一キャラ顔なところがいいです。いい意味でインパクト強い。親近感ある。

藪くんは、幼少期めっちゃくそ天使で、思春期にあれ…ってなったのですが、すっかり「かっこいい童顔男性」に落ち着いてハッピーです。

知念くんは、ずっとかわいい。かわいいのにかわいくないとこがかわいい。

岡本くんは、知れば知るほど母性本能をくすぐる、こんな息子ほしい。幸せにしたい。

髙木くんは、ぱっと見JUMPっぽくないのに、ちゃんとJUMPしてるところがかわいい。なんともいえない「ゆるっと」さがあって素直そうでいい。

山田くんは、本当にきれいでかわいくてかっこいい。もう、本当に。

 

Hey!Say!JUMPは若くしてデビューしたグループなので、なんとなく他に遠慮がちというか、大人しいイメージがあります。なんかみんな真面目そうだし。だからこその苦悩や試練を乗り越えて、ようやく経験値が「デビュー組」という役職に追いつき、最近になってやっと彼らの足で波に乗り始めたのかな。それでも、泥臭いガツガツ感はあまり感じない。フレッシュ感がずっと売りになるわけではないし、これからどんなグループになっていくのか、彼ら自身の手でどんなグループにしていくのか、ものすごく未知数ですよね。

彼らはこれからどんどんバラエティにも進出していくと思います。うまく化ければそれはそれで興味がありますが、私的には、別にそこにはまらなくてもいいのかなって思います。なんというか、彼らは「正統派アイドルグループ」でいてほしいです。

芸能界という社会の中で、アイドルにはアイドルの、お笑いにはお笑いの、俳優には俳優の、司会には司会の、それぞれのポジションがありますよね。最近のアイドルって、生き残りのためか多くを求めすぎてるし求められすぎてて、たま~にお邪魔するからこそ映えるポジションを、常に占領しがちじゃないですか。「アイドルらしくない」「ジャニーズらしくない」が珍しくなくなってきているし。

だからこそ、彼らは、アイドルらしいアイドルグループとして、そのポジションの崇高さを保ち続ける存在になってほしい。

変に目立たなくてもいい。ビジュアル、歌、ダンス。美しく咲いて、魅せてくれるアイドル。

ジャニーズと言うエンターテイメント集団の中で「アイドル」に最も特化したグループ、そんな存在を示してくれる可能性が、Hey!Say!JUMPにはあるような気がしています。